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石巻のものづくり、街づくりを訪ねる冊子 「ISHINO making」発行

石巻のものづくり、街づくりを訪ねる冊子 「ISHINO making」発行

はまのねと東北芸工大宮本研が制作したISHINO making

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 「石巻を魅力的にする25の人、もの、場所」をテーマに独自の写真と記事で発信するフリーペーパー「ISHINO making(イシノメイキング)」が完成し、2月7日から市内で配布が始まった。

 一般社団法人はまのね(石巻市桃浦蛤浜)と東北芸術工科大学・宮本武典研究室(山形県山形市)が中心となり制作した同フリーペーパー。同研究室に在籍する是垣さくらさん、梅原もも子さんの2人が石巻に滞在し取材を行った。

 東日本大震災を機に石巻にU・Iターンし、新しく事業や店舗を立ち上げた人々などにスポットライトを当て、飲食店の「Cafeはまぐり堂」「日和キッチン」、ライブハウスの「石巻BLUE RESISTANCE」やものづくり拠点の「石巻工房」、「Tree Tree ISHINOMAKI」など石巻市内と女川町の25の店を紹介。オーナーが石巻に移住することになったきっかけや立ち上げに関する話なども掲載されており、読み応えのある誌面となっている。英語併記のタウンマップも掲載し、外国人観光客も手に取りやすいようにした。

 同法人代表理事の亀山貴一さんは同誌について、「震災後5年に当たり、復興がまだまだ進まない現状も取り上げられると思うが、震災をきっかけにこれまでになかった魅力あるものが生まれていることを伝えたい。そこにはIターンの人の視点やキャリアが大きな原動力になっている。震災ボランティアで入った人は離れていくが、このフリーペーパーを通して石巻の面白さを伝え、これからは石巻でチャレンジしてみたいという次のU・Iターン者や街に遊びに来てくれる人を呼ぶきっかけになれば」と期待を込める。

 制作に携わった学生はもともと震災ボランティアで亀山さんと関わりがあり、担当教員の宮本さんの協力で発行にこぎ着けた。誌面デザインは山形を拠点にするデザイン事務所・アカオニデザインが手掛け、撮影はカメラマンの志鎌康平さんが担当した。

 今後について、亀山さんは「何かしら学生さんとは一緒にやっていきたく、チャレンジする場や地域づくりに関わるきっかけをつくっていきたい。地元の人はもちろんだが、震災報道が少なくなった遠方、特に仙台や東京、大阪など大都市圏に届けたい。地方はどこも起業家や移住を促しているので、そういった地方へも届けていければ」と話す。

 発行部数は2万部。配布場所は石巻市内Cafeはまぐり堂、IRORI石巻、日和キッチン、四季彩食いまむら、フィッシャーマン・ジャパン、結日丸、ロングビーチハウス、宮城県庁1階観光インフォメーションセンターなど。

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