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石巻・立町に移住者向けシェアハウス完成

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石巻・立町に移住者向けシェアハウス完成

シェアードハウス八十八夜の内観

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 石巻・立町通り商店街に石巻への移住者向けシェアハウス「SHARED HOUSE八十八夜(シェアードハウスはちじゅうはちや)」(石巻市立町2)が完成し、4月29日に内覧会が開かれた。企画・運営は市内のまちづくり団体「ISHINOMAKI 2.0」(中央2 TEL 0225-25-4953)。

 同シェアハウスは、立町通り商店街の高橋園茶舗の2階を改装したリノベーション物件。ISHINOMAKI 2.0理事の渡邉享子さんが立ち上げたプロジェクト「2.0不動産」で企画から改修までを手掛けた。渡邉さんは「この街に復興のために来た若者が住む家がなく、Iターンしにくい状況があった。物件を探していたところ、お茶屋さんの2階が空いていることを知り、大家さんと交渉して使わせてもらうことになった」と話す。

 2013年10月ごろから計画し始め、約6カ月かけて竣工までこぎ着けた。セルフリノベーションを手掛けた2.0不動産の遠藤誉央さんは「元からあるものはそのままに、新しく作ったものは際立たせるというバランスに気を遣った。建物の歴史を隠すのではなく、古いものも見せるという改修の仕方を選んだ」と工事を振り返る。

 「八十八夜」の由来は、お茶の専門店の上階ということから、茶摘みの歌にある「八十八夜」と米作りで大事と言われる「八十八手間」という言葉から、手間をかけてみんなで作っていく感覚と、夜には入居者だけでない若者が集まってアイデアが生まれるような場所にしたいという思いを込めたという。

 部屋は、6畳の個室(賃料=3万円/月)2室、12畳の広さで5人滞在可能なドミトリー(同=1人1万5,000円/月)1室で、ソファのある共用スペースがある。風呂、トイレ、キッチンなどは共用。個室はすでに入居者が決まっているという。

 今後は「住み手がカスタマイズして更新されていく場所にしたい。住人に投げっぱなしにしてしまうのではなく、2.0不動産と住人とでミーティングを持ちながら一緒に育てていければ。こうした場所ができることで、石巻に来る若い人のチャレンジを応援したい」と渡邉さん。

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