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「石巻市民大学」開校「この世界の片隅に」上映会

演劇ユニット「コマイぬ」、女川・照源寺で「よみ芝居」

演劇ユニット「コマイぬ」、女川・照源寺で「よみ芝居」

照源寺で上演中の様子

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 演劇ユニット「コマイぬ」が6月25日、女川町の照源寺(女川町浦宿浜門前)で公演「渚にて あの日からの『みちのく怪談』」を行った。

 同作は東日本大震災後、東北の作家たちによって書かれた怪異譚(かいいたん)「渚にて あの日からの」(東北怪談同盟編、荒蝦夷刊)を題材としたもの。喜運寺(東京都文京区)での公演に続き、バイオリンやギターなどの演奏を取り入れて上演。当日は80人の観客が訪れた。

 石巻市出身の俳優・芝原弘さんが2013年に立ち上げた同ユニット。東京を拠点に「黒色綺譚カナリア派」の劇団員として活動していた芝原さんが、地元・石巻での演劇活動も定期的に行っていくために結成した。

 2016年からは、岩沼市出身で劇団「青年団」所属の女優・菊池佳南さんとともに、「コマイぬ よみ芝居」と銘打ち、朗読劇や絵本の読み聞かせの形で公演を行っている。

 芝原さんは「レクイエムを作りたいと思って始めた活動が震災怪談のよみ芝居。無くなり忘れられてしまう原風景を取り戻し、再会するためのもの。震災後、自分に何ができるかと考えたとき、学んで来た演劇を通して地元に恩返しがしたいと思った」と話す。「今後は地元の人たちと一緒に、女川、東松島も巻き込んで演劇活動を行っていきたい。石巻の象徴の一つでもある中瀬公園や旧観慶丸商店でも公演ができれば」とも。

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